天台宗 實相寺(多聞寺)
天台宗
實相寺
兵庫県神戸市垂水区多聞台2丁目2-75
吉祥山 實相寺(多聞寺)
神戸十三佛霊場 第十番(阿弥陀如来)
当寺院について
創建 平安初期の貞観2庚辰年
開祖は日本天台宗第3祖慈覚大師園仁
慈覚大師が、一刀三禮による御自作の木造毘沙門天尊像の胎内に、境内地前庭の葦池中より湧出の金銅造毘沙門天像を胎内佛として納入安置したのが秘佛本尊と傅わります。その最盛期頃には「古者金堂講堂食堂鐘楼堂経蔵塔婆四面廻廊二階楼門鎮守拝殿坊舎二十三坊下四十坊十王堂文殊堂等伝々」の記述が見られます。
数度の兵火天災を蒙り、現在は本堂・阿彌陀堂・鐘楼堂・仁王門・板塀・辯天堂・文殊堂・大黒堂・本坊(實相寺・阿彌陀如来)・大乗院(不動明王)・庫裏が現住所に、塔頭寺院として西區池上に福林寺 西區上脇に福林寺(地蔵菩薩)、兵庫區永澤町に理教院が現存しています。
明石西国第29番霊場及び神戸十三佛第十番霊場
古文書の多くには塔頭(たっちゅう)寺院全体を總稱して「吉祥山寺(きちじょうさんじ)」という名称が竝行して用いられています。
当寺院のみどころ
本堂本尊
毘沙門天立像
右脇時 寄木造漆箔仕上げの日光菩薩立像
左脇時 寄木造漆箔仕上げの月光菩薩立像
平安期の造像で国指定重要文化財
阿彌陀堂本尊
寄木造漆箔仕上げの阿彌陀如来坐像
国指定重要文化財
平安期の造像で内ぐり部分は黒漆塗り、下品中生印を結ぶ
かきつばた
前庭の心字池には開山の慈覚大師が中国から将来したと伝わる「杜若・かきつばた」が毎年5月初旬ごろに開花期を迎えます。開花期には一大偉観を呈します。
年中行事
1月
1日~3日:初詣
5日:修正結願(鬼会式)
2月
節分会
5月
第1日曜日:観花会・天台声明法要
12月
大晦日:除夜の鐘
天台宗とは
智顗(ちぎ)(天台大師)によって教義が体系づけられ、伝教大師最澄(さいちょう)により比叡山を開いて教え弘められました。
まず自分自身を輝いた存在とし、その輝きが周りも照らします。一人一人が輝きあい、手をつなぐことができればすばらしい世界が生まれるという教えを「一隅を照らしましょう」と伝えています。
葬儀・法事他仏事全般・墓地・ご祈願とご供養のことなどございましたら、お気軽にお問い合わせください。
アクセス
徒歩でのお越しについて
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JR山陽本線「舞子駅」から神戸市バス・山陽バス54系統(学園都市駅行き)で「多聞寺前バス停」下車すぐ
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神戸市営地下鉄西神・山手線「学園都市駅」から神戸市バス・山陽バス54系統(舞子駅行き)で「かきつばた多聞寺バス停」下車すぐ
※駅からの所要時間はそれぞれおよそ15分
お車でのお越しについて
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東より、第二神明道路「高丸IC」から約10分
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西より、第二神明道路「大蔵谷IC」から約10分
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北より、神戸淡路鳴門自動車道「布施畑IC」から約15分
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南より、国道2号線「舞子駅前交差点」から北上約10分
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山門を過ぎてすぐ右手に駐車場あり。
ぜひお越しください。